埼玉県東松山市で昨年8月、アルバイト井上翼さん(当時16)=同県吉見町=が遺体で見つかった事件で、傷害致死罪に問われた無職少年(18)=東松山市=の裁判員裁判の初公判が26日、さいたま地裁(栗原正史裁判長)であった。
少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、少年は昨年8月22日未明、東松山市の都幾(とき)川河川敷で、他の15〜17歳の少年4人と共謀して井上さんを蹴ったり殴ったりして意識がはっきりしない状態にした後、川に仰向けに沈めて溺死(できし)させたなどとされる。
冒頭陳述で検察側は、少年と別の少年(17)が命じるなどして、一人ずつ井上さんに暴行したことや、井上さんが意識を失った後に一人が救急車を呼ぼうと提案したが、被告の少年らが「ばれるから」と拒んだことなどを指摘。
「刑事処分が相当」と述べた。
弁護側は「水に沈めたのは別の少年。死は予想していなかった」と主張。「少年院での教育が更生に必要」と保護処分を求めた。
事件では少年5人が家裁に送られ、被告の少年と17歳の少年が地検に送致(逆送)後に起訴された。ほかの3人は「従属的だった」などとして少年院に送られた。
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配信 2017年6月26日12時52分
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