5日夜、川越市で自宅前の道路を横断していた84歳の女性が、乗用車にはねられ死亡しました。
この事故で、ことし県内で起きた交通事故で死亡した人は100人となりました。
5日午後7時ごろ、川越市下松原の市道で、大木よね子さん(84)が自宅の前の道路を横断していたところ、乗用車にはねられました。
警察によりますと、大木さんに目立った外傷はなく、事故当時は会話もできたということですが、
その後、容体が急変し、事故からおよそ7時間半後の6日午前2時20分ごろ、搬送先の病院で死亡しました。
乗用車を運転していた49歳の会社員の男性は、警察の調べに対して「事故を起こしたことは間違いありません」と話しているということです。
警察は過失運転致傷の疑いがあるとみて、詳しい事故の状況などを調べています。
県警によりますと、この事故により、ことし県内で起きた交通事故による死者は、
記録が残る1969年以降、最も遅い記録となった去年と比べて、およそ3週間早く100人に達しました。
こうしたことから県警は引き続き「こどもや高齢者の事故防止」や「自転車の安全利用」などを呼びかけています。
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