https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190507/0005448.html
街路灯の電気 未払い分は支払う
05月07日 19時01分
仙台市の郡市長は記者会見で、東北電力と契約せずに街路灯の電気を使用し、電気料金を支払っていなかった問題について、「払っていなかったものは払わなければいけない」と述べ、未払い分の電気料金を支払う考えを明らかにしました。
仙台市は、街路灯について、撤去したにもかかわらず東北電力との契約を解除し忘れ、長年にわたって、必要のない電気代を少なくともおよそ9200万円支払っていた一方、契約せずに電気を使用していた未払いがおよそ2300万円あることがわかっています。
これについて、郡市長は、「私たちが払っていなかったものは払わねばいけない」と述べ、未払い分の電気料金を支払う考えを明らかにしました。
市は、電気料金を支払っていなかった261件の街路灯について、すでに東北電力に契約の申請を行ったということです。
一方、使用していないにもかかわらず、支払い続けていたおよそ9200万円の扱いについて、東北電力との具体的な協議はこれから本格化するということです。
また、郡市長は一連の問題の責任の所在について、「職員個人の責任とは言いがたい。組織としての問題はあったと言わざるを得ないので、しかるべき時に判断したい」と述べるにとどめました。