水田で泥だらけになりながらバレーボールを楽しむ恒例の「どろんこバレーボール神戸大会」が、神戸市北区大沢町上大沢の休耕田で開かれた。全国から集まった102チーム約千人が参加し、のどかな田園に老若男女の歓声が響いた。
自然が豊かで、近郊農業が盛んな同区大沢町の魅力を発信しようと、住民有志が企画し、今回で21回目となる名物イベント。試合は6人制で、水田にわらで編んだネットを立てたコートで実施された。
晴天に恵まれたこの日、水着やゴーグルを身に着けた参加者がボールを追って豪快に水田に飛び込み、笑顔でプレーを楽しんだ。名古屋市の会社員(33)=神戸市東灘区出身=は、神戸出身の同僚らでチームを結成し、4年連続の出場。「バレーの経験がなくとも楽しめる。プレー後のバーベキューも最高」と話していた。
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神戸市北区有馬町の有馬川親水公園では、有馬温泉をPRするアニメの姉妹キャラクター「有馬輪花・楓花」のイベントが開かれた。催しの中で、両キャラが有馬温泉の魅力の一つとして、神戸観光局から認定を受けたことが発表された。
両キャラは、アニメ制作会社「エンバウンド」(東京)が2017年春に始めたアニメプロジェクト「温泉むすめ」の一環で創作。全国の117カ所の温泉地で計118のキャラを展開し、兵庫県内では他に城崎温泉(豊岡市)と湯村温泉(新温泉町)がある。
この日は、楓花役の声優が登場し、ビンゴゲームなどを通して有馬温泉の魅力を語り、神戸観光局から認定証を受け取った。両キャラは有馬温泉関連の催しなどで活用されるという。
同公園では25日まで、川べりですき焼き鍋を味わう「有馬涼風川座敷」を開催。アーティストが日替わりでクラシックなどを演奏し、有馬芸妓衆の演舞も不定休である。かき氷やアルコールの出店やゲームコーナーが並ぶ。
午後7〜10時。桟敷席で味わえる牛やカモのすき焼き鍋は予約制。有馬温泉観光総合案内所TE
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