ゴーン被告逃亡でも「積極保釈」変えず 収賄否認の秋元議員、異例の早期保釈
毎日新聞 2020年2月10日 19時31分(最終更新 2月10日 19時31分)
収賄罪で3日に追起訴された衆院議員、秋元司被告(48)の保釈が10日、東京地裁に認められた。現職国会議員の影響力は大きく、被告が否認している贈収賄事件ではこれまで、事件関係者への働き掛けの可能性も考慮して保釈の可否は慎重に判断されてきた。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)が保釈中に国外逃亡し、保釈制度の弱点が指摘される中、裁判所が保釈を積極的に認める流れは変えない姿勢を改めて示した形だ。
国会議員の保釈を巡る判断は、被告の認否や証拠の複雑さによって異なってきた。
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