自民党大阪府連会長の青山繁晴参院議員は13日、自身のX(旧ツイッター)などを更新し、今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)を巡る森山裕党幹事長の発言について「勘違いをしている」と書き込んだ。森山氏に電話で指摘したことも明らかにした。
同区の党公認候補について、青山氏は11日に新人の擁立を模索していると明らかにしていたが、党執行部は現職の太田房江参院議員を擁立する方針となった。森山氏は13日の記者会見で、新人に関して「なかなか本人のご決断をいただけていないというのが、今日までの現状だ」と述べた。
この発言に対し青山氏はXなどで「森山幹事長が勘違いをしている」と反論した。4月25日に党本部で森山氏と面会した際に「本人の完全な了解を得た」と報告し、資料を渡したと説明。13日に森山氏に電話をした際の内容として、森山氏は「その新人と交渉しているとは聞いた」と述べたが、青山氏は「交渉の結果、完全にして公式な了解をいただいたと述べた」「会見のその部分は事実と異なっている」と伝えたと明らかにした。
産経新聞 2025/5/14 09:52
https://www.sankei.com/article/20250514-QOV2AGBPJRHQBHZPL4OE3HSTOE/