みんな、ちゃんと貯金してるかい? 白雪はこの間、コンビニでお金を5万おろそうとしたら、お金が引き出せなかったよ……。
残高を調べたら6000円で、ウソだろ!! と思って、スマホからカードの明細見たら、直近三カ月で80万くらい払ってた……。
毎回、「2回払いで!」と痛みを和らげつつ買い物しまくっていたことを走馬燈のように思い出し、こう思ったんだ……。
金持ちと結婚してえ!!!!!!!!!
20歳くらい年上のパパンと結婚して、魔法のカード(家族カード)で優雅に買い物してる女子、お前に一言モノ申す!!
「あんた、勝ち組だよ!!」(エガちゃん風に)
そんなわけで、白雪は自宅のパソコンで『稼ぐ男性 特徴』をはじめ、結婚するためのハウツー記事を読み漁ってみたのです。
結果、わかったのは―――『頭のいい男』が良いということ。
婚活メインの出会い系サイトで、大卒でプロフィールから知性を感じる男性をピックアップしていきました。
白雪が目を止めたのは、G氏のプロフィール。
休みの日は読書やマラソンをして過ごし、『だらだら休日を過ごしちゃった日はちょっぴり自己嫌悪を感じてへこみます』というほど時間の使い方にこだわる男……らしい。
プロフィール写真はマラソン大会に出場したときと思われる写真で、褐色の肌に真っ白な歯をのぞかせたG氏が笑っています。
プロフィールには、自分の趣味のマラソンや最近感銘を受けた本、将来どんな家庭を作りたいかなどが長々と書かれており、本気で婚活をしている様子。
ぶっちゃけ、文章の端々に見られる『俺、自分磨きをさぼりません! 奥さんにもずっと輝いてほしい!』という空気感から、ネズミ講の勧誘員のような異常なほどのポジティブオーラを感じたんだけど、まあ……イケメンだし、『奥さんにも生き生きと生活してほしい』っていうなら、魔法のカード(家族カード)もくれると思うしさあ……。もしかしたら気が合うかもしれないし、会ってみようじゃないの!!
化粧とネイルとファックが好きで悪かったな!
G氏とマッチングし、翌々日には飲みに行きましたが、G氏がめちゃくちゃ真面目なのでエロい話をする空気じゃありませんでした。
G氏「魔夢子ちゃんの趣味はなんですか?」
白雪「(セックス!!……って言ったら、ドン引きされるだろうな)読書かな?」
G氏「読書いいですね。知識欲の高い女性って素敵です。ぼく、化粧とネイルとファックが好きな女性ってだめなんですよね」
ん……?
G氏「ぼく、昔付き合った遠距離の女の子が、毎回会うたびにセックスしたいって言ってきて、本当にいやだったんです。映画とかショッピングとか、もっとやることいっぱいあるじゃないですか。毎回毎回セックスばっかり。彼女は『好きだからしたい』とか言うんですけど……。むかし読んだマンガで、とある女性しかいない国で、男の目をくりぬいて地下牢につないでセックスだけさせる、というショッキングなものがあったんですけど、その種男の気分でしたよ、ほんと……」
いや。彼女、フツウじゃね……?
遠距離恋愛してて、久しぶりに会ったらしたいじゃん。愛を確かめ合いたいじゃん。
てか、そんなマンガどうやって見つけたんだよ……。
G氏「俺、奥さんになる人とはセックスしたくないなあ。奥さんは崇高な存在というか。汚しちゃいけない人でいてほしい」
G氏は梅酒のロックを飲みながら、うっとりと宙を見ています。
その後も、G氏のとんでも話は続きました。奥さんには化粧してほしくない。髪もできればショートにしてほしい。ブランド好きじゃなく、安いものをセンス良く着れる人がいい……。
白雪の背中にぞぞ〜〜〜〜〜っと悪寒が走りました。
続く
以下ソース
https://mess-y.com/archives/70135
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