
訪日外国人が困惑する「信号機のない横断歩道」のルール
信号機のない横断歩道を渡る若い女性、それを前方に捉えた『シルバーマーク』を添付した
自動車がクラクションを鳴らす。女性は「むっ」とにらみ返す…。
これはどちらが悪いのか——。横断中なので当然ながら自動車が悪いのだが、実は日本の道路交通法
では“信号機のない横断歩道”について中途半端な表記が問題になりかねない。
世界標準は、横断歩道に歩行者が立っていれば“必ず”車は止まる。それがルールだ。
「道路交通法38条《横断歩道等における歩行者等の優先》では、《歩行者や自転車がないことが
明らかな場合を除き、横断歩道直前の停止線で停止できる速度で進行しなければならず、横断歩道に
歩行者や自転車があるときは、停止線で停止して、その通行を妨げてはいけない》と定められており
“必ず”の2文字はありません」(交通ライター)
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1216/myj_171216_6918918290.html