
ラブロフ外相「やむを得ず必要な措置」王毅外相「ロシアの安保上の懸念を理解」
ロシアのラブロフ外相と中国の王毅外相が電話会談を行いました。ラブロフ外相は「ロシアはやむを得ず必要な措置を講じた」と述べたということです。
中国外務省の発表によりますと、24日に行われた会談でラブロフ外相は、「アメリカとNATO=北大西洋条約機構が約束を破って東方への拡大を続け、ミンスク合意の実行を拒否した」と主張しました。
そのうえで、今回の事態について「ロシアはやむを得ず必要な措置を講じて自国の利益を守った」と説明したということです。
一方、王毅外相は「中国は各国の主権と領土を尊重している」と述べました。また、「ウクライナ問題は複雑な歴史的経緯があり、ロシアの安全保障上の合理的な懸念を理解する」と応じました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e188e769460da5128642174020c02af47a3a923c