長野県諏訪市諏訪中学校は16日、3年生(79人)の社会科授業として、諏訪地方に住む戦争体験者5人を学校に招いて話を聞く「戦争体験語り部会」を開いた。各教室で戦争体験者を生徒が囲み、生徒の質問に答えてもらう形で実施。生徒らは、当時の様子やその時感じたこと、平和への思いなどを戦争体験者から直接聞き、自分事として戦争の悲惨さや平和の尊さを考えた。
「戦争の真実、記憶を次世代に継承する」を掲げて戦後80年企画を展開してきた長野日報社が、地元の戦争体験者の生の声を子どもたちに聞いてもらいたい―と、学校側に提案して実現。諏訪、上伊那の戦争体験者らを取り上げた本紙企画「伝えたい 過去から未来へ」に掲載された5人を語り部として招いた。
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